コラム

COLUMN

2023.01.12

スカパー!のコンタクトセンターを運営する社員ブログ

第3回 架け橋によって実現してきたこと(前半)

こんにちは。
スカパー・カスタマーリレーションズDX推進部中島です。
コンタクトセンターで、プロダクトマネージャーをしています。
コンタクトセンターアワード2022審査員特別賞について、お話します。

データコンシェルジュの学び

仮説検証をアシストするデータコンシェルジュは、いったい、どんなことを学べばよいのでしょうか。

データコンシェルジュが学んできた3本柱-「分析ツールの使い方」「コンタクトセンター運営スキル」「導入製品の活用スキル」

こちらが、私たちのデータコンシェルジュが学んできた、3本柱です。

  • 分析ツールの使い方
  • コンタクトセンター運営スキル
  • 導入製品の活用スキル

コールセンター白書に、毎年、掲載されている通り、コンタクトセンターの現場管理者は、 IT スキルを苦手としておりますが、 現場 SV や MGR の中に、一人二人は、 IT やデータが得意な人 がいます。

まずは、 その彼らを中心に、学ぶべき3本柱をひとつひとつ学んでいくことで、 DX 推進を担う人材、チーム、組織が強化される。 

恐らくここが、 品質と効率の両面を、高度に追求するセンターへ進むか どうかの分岐点になるのではないでしょうか。

現場とITのマルチは、双方向

スカパー!運営体制図

IT部門(情報システム部)は何をしているの?と、思われる方もい らっしゃるかもしれません。

ここまで、オペレーション現場たたき上げの社員が、ITスキルも学び、データコンシェルジュになる、とお話してきましたが、もちろん、IT部門も現場オペレーションを学びます。

ITエンジニアが、電話応対の研修を受け、お客様応対を経験することで、利便性向上に直結するシステムの要件定義を、担えるようになる。

現場とIT部門が、双方向に機能することで、架け橋の強度は増していき ます。

橋が架かった事例

システムと現場の架け橋により、実現してきた事例を紹介します。

システムと現場の架け橋により、実現してきた事例【目的(国語)→システム→データ(数字)】

これらは、ほんの一例ですが、このような、目的(国語)からデータ(数字)への変換 を、気軽に何度も素早く試せることが、データコンシェルジュへの 信頼 につながり、「仮説(国語)を出してみよう!」という空気が広がっていきました。

次回、「架け橋によって実現してきたこと(後半)」に、続きます。

 


●コンタクトセンターアワード2022審査員特別賞

『SPCCの成果創出サイクルを支えるシステムと現場の架け橋 ~DX 推進の秘訣はデータ活用の内製チームづくり~』

第1回
システムと現場の架け橋
第2回
架け橋の役割
第3回
架け橋によって実現してきたこと(前半)
第4回
架け橋によって実現してきたこと(後半)
第5回
毎朝、前日のKPIを自動配信する目的(前半)
第6回
毎朝、前日のKPIを自動配信する目的(後半)
第7回
KPIの信用を左右する、ミクロの世界(1/3)
第8回
KPIの信用を左右する、ミクロの世界(2/3)
第9回
KPIの信用を左右する、ミクロの世界(3/3)
第10回
架け橋の成果(最終回)

お気軽に
ご質問・ご相談ください

コールセンターや業務BPOで
57億円のコストカットを実現した
プロフェッショナルが解決策をご提案します。
まずはお気軽にご相談ください。